2020年7月14日 / 最終更新日 : 2021年1月9日花子さん食のヒント

「きびだんご」作り方のコツ｜波照間島産「もちきび」

桃たろうさん桃たろうさん

皆さんは、白米をどのように食べてますか？

我が家では、白米にもちきびを入れて炊いています。

「もちきび」を入れる理由

①嫁ぎ先のご飯がもちきび入りだった。

毎日食べてるよ

母さん

②見た目がきれい！もちもち感UP!　お米が美味しく感じる。

花子さん

私も気に入ったので実家の母にも勧めました

おじいちゃんが、ご飯をこぼさなくなったって

喜んでいたね。

空くん

「もちきび」栄養価について

　もちきびは、カリウム・ビタミンB1が多く含まれ、黄色い色素はポリフェノールで抗酸化性に優れている。

　古代中国では、「黄米」と呼ばれ、脾臓や胃の働きを助ける作用があるとされていた。

きび可食部１００ｇあたりの成分

「もちきび」一般成分

一般成分を分析すると、きび可食部の７０％は、炭水化物である。また、１３％は水分である。エネルギーは３６３kcalと高い。

　もちきびに含まれるタンパク質は、動脈硬化を防ぐ善玉コレステロールを増やす働きがあります。

花子さん

タンパク質も豊富だから

ビーガンの皆さんにも

人気があるよ。

善玉コレステロールを

増やすんだね。

マナブ君

（出典）日本食品標準成分表2015年版七訂

「もちきび」ミネラル

　無機質を分析すると、カリウムとリンが多く含まれる。カリウムには、血液からナトリウムを排出する働きがある。

　白米と比べると、

◎カリウムの量：２倍

◎マグネシウムの量：４倍

◎カルシウムの量：２倍

◎鉄分の量：３倍

（出典）日本食品標準成分表2015年版七訂

「もちきび」ビタミン

　ビタミンを分析すると、葉酸が多く含まれている。葉酸は、赤血液を作る活動をする。また、胎児の発育にも大きく関わっている。

（出典）日本食品標準成分表2015年版七訂

幼かった頃の息子たちは、ガリガリで食も細かった。

だけどお米だけは、１膳は食べてくれる。入れただけは食べる。

せめてお米で栄養を取らせなきゃ…と思っていたのでもちきびは大切だった。

花子さん

毎日食べるものだから

すごく大切！

「もちきび」植物学上の特徴

「もちきび」原産地

　もちきびの原産地は、東アジアから中央アジアにかけての温帯地域。

　日本へは、お米よりも遅く渡来した。「万葉集」にキビの記述があり、「桃太郎」に登場するきびだんごは有名。

「もちきび」分類群

◎目：イネ目

◎科：イネ科

◎属：キビ属

◎種：キビ

一年生草本作物

　夏から秋にかけて、茎の先に20cm程の穂ができ、黄色い実が成る。

あれ？もちきび、見たことある。
昔、飼ってたセキセインコが食べてたなあ…

贅沢だなあ…

花子さん